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雨の日に自転車通勤を行うためのポイント

自転車通勤で避けて通れないのが雨。雨天時の自転車通勤は晴れているときと比べて危険性が高いという問題があります。ここでは雨天時でも安全に自転車通勤するためのポイントを紹介します。

雨の日の自転車通勤

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雨の日にはさまざまな対策を講じる

雨天時は危険性が高まる要因がたくさん。例えばブレーキ性能が落ちたり、目に降りかかる雨によって前方確認しづらくなったりと、事故の可能性が必然的に高まってしまいます。

不幸な事故を避けるためにも、スピードは晴れの日の7割ほどにして、他の自転車が突然止まっても対応できるように車間距離も十分にとることが大切です。また、時間に余裕を持って家を出ましょう。こうすることで、通常の速度より遅くても心にも余裕を持って自転車通勤ができます。

他にも雨でも快適なレインウエアを着用したり、雨を弾く素材のバッグを使ったりなど、雨の場合でも対応可能なアイテムを準備することも自転車通勤を行うためには必要です。

傘さし運転は厳禁

傘さし運転は厳禁

一番やってはいけないことは傘さし運転。道路交通法違反であるばかりでなく大変危険です。傘をさして乗れば片手運転となり、バランスをとりづらく、車が飛び出してきたからといって急にブレーキをかけることができません。さらに視界も悪くなり非常に危険です。ただでさえ路面が滑りやすくてブレーキ性能が落ちることに加え、傘を持つことで片方一方のブレーキしか操作できなくなるのは事故にあう可能性が非常に高いといえるでしょう。

レインウエアを準備する

雨の日に自転車通勤をどうしてもしなければならない場合、レインウエアを着用してから乗車することになります。しかしながら、普通のレインウエアを着た状態のままクロスバイクで激しく動くと、汗でレインウエアの内側から蒸れてきますので、外からの雨を防げていても汗で体を濡らしてしまいがちなので注意しましょう。

ポンチョタイプのレインウエアは蒸れにくく、仮にバッグを背負っていても、その上から被れるので便利ですが、風でバタバタするのが不快ですし、長すぎるとホイールに巻き込んでしまう危険性があるので、クロスバイクで自転車通勤をするのであればポンチョタイプのレインウエアはお勧めできません。

自転車通勤時は自転車用のレインウエアを着用するようにして、可能であれば機能性の高いレインウエアを用いましょう。おすすめはゴアテックス素材を使ったレインウエアです。詳しくは「自転車通勤におすすめの高機能レインコート」を参考に。

最も危険なのは雨天の夜

最も危険なのは雨天の夜

雨天の夜も危険性が高いので注意が必要です。特に激しい雨が降っている場合、ライトの光が弱いとドライバーからクロスバイクを確認することが容易ではありません。そのため、夕方であっても雨が降っている場合はリアライトを点灯させたり、レインウエアをできるだけ目立つ色のものにしたり、目立つ場所に反射材を用いているものを選びましょう。

場合によっては雨が止むまで待つことや、クロスバイクで走ることをあきらめて電車やバスなどの公共の交通機関を使うほうが安全です。どれぐらいで雨が止むかは「ヤフー天気」のような雨雲レーダーを確認できるアプリを使って把握すると便利です。

事前の対策は必須

通勤手段が自転車以外に電車やバスがある場合、雨が降ったら自転車通勤をあきらめるという手もアリです。ただ、どうしても乗らなくてはならない自転車通勤者なら、常にレインウエアを携帯しましょう。高機能なレインウエアは軽く、畳むと非常に小さくなるので携帯の邪魔になりません。こうすればいつ雨が降っても対応できます。

もちろん、天気予報の確認を行っておくことや、特に夏はゲリラ雷雨のような突然の雨に対応できるよう、常にある程度の雨を想定した装備を携行することが必要です。

バッグは耐水性の高いものを選ぶ

自転車通勤を行うのであればバッグは耐水性の高いものを選んでおくと安心です。ティンバック2 Classic Messengerは耐水性の高い素材を使っているだけでなく、中に水が入りにくい構造になっているので少々の雨であればそこまで気にする必要はありません。

一方でスポーツ自転車のリュック定番であるドイター バックパック レース Xは、耐水性の高い素材は使われておりませんが、最初からバッグ専用のレインカバーが付属していますので、突然の雨でも対応が可能です。

グリップ力が落ちていることを知っておく

グリップ力が落ちていることを知っておく

前述しましたが、雨の日は路面が滑りやすいので注意が必要です。路面が濡れている場合は急ブレーキをすると滑って止まれないだけでなく、タイヤがグリップできなくなると転倒する可能性が上がります。そのため、急ブレーキをかけなくてよいように常にスピードを落として走りましょう。さらに、マンホールや横断歩道などは非常に滑りやすいため、それらの上を走るのは避けておきましょう。

タイヤのグリップ力を高めるために、乗る前にタイヤの空気を少し抜いておくという方法もあります。乗り終えたら、空気を入れることを忘れないようにしましょう。

背中を汚したくなかったら泥除けを準備

多くのクロスバイクには泥除けがついていません。そのため、路面状況が悪い場合は道路の泥や水をリアタイヤが跳ね上げてしまいます。クロスバイクは普通の自転車と比べて高速でタイヤが回転しますので、跳ね上げられた泥や水は高く上がり背中やヘルメットを汚してしまいます。

雨天時もそうですが、路面が濡れている場合などは泥除けを装着しておきましょう。晴れているときは使用しませんので、着脱式の泥除けをおすすめします。

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雨が降ってきたら

早めにレインウエアを着る

早めにレインウエアを着る

自転車通勤時に濡れてしまいますと、その後の仕事にも大きく影響するだけでなく、雨にぬれると体が冷えてしまい、身体にとって悪影響です。そのため、雨が降り出してきたら早めにレインウエアを着用しましょう。

びしょ濡れになってしまっては遅いため、万が一持っていない場合は近くのコンビニでレインウエアを購入するぐらいの気持ちでいるとよいでしょう。もちろん、常にレインウエアを持ち運んでおくのが最も良いです。

雨の通勤は着替えを守るのが重要!

せっかく身体は濡れずにいても、着替えが濡れてしまっては仕事になりません。他にもスマートフォンやパソコンなどの電子機器は水に弱いため、雨から守ってあげる必要があります。

自転車用バックは水の侵入がほとんどないモデルが多いのですが、電子機器等は、浸水すると故障の原因にもなります。万が一を考え、降りはじめたらすぐにバッグの中身が濡れないよう、ビニール袋に入れるなどして大切な荷物を守りましょう。

帰宅後に行うこと

帰宅後に体についた水分を拭き取ったり着替えたりするのは当然ですが、クロスバイクやバッグ、靴など帰宅後のケアが必要なものは多数あります。自分の体のことが済んだら、それらのケアも行いましょう。

ここで使用するアイテムはウエスと新聞紙。あと、注油するためオイルです。

クロスバイク

水分はクロスバイクにとって天敵。そのままにしておくと錆の原因になりますし、不調の原因にもなります。ウエスや乾いた布を使ってクロスバイクについた水分を拭き取っておきましょう。なお、フレームは路面から跳ね上げた泥で結構汚れているので特に気を付けておきましょう。

フレームに加えて注意したのが、チェーン。チェーン部分はフレームなどと違い樹脂などでコーティングされていなのではさびやすい箇所。可能であれば水分がついている状態でも注油できる特殊なオイルを使って帰宅後すぐに注油しておきましょう。ない場合は、雨が上がってからでいいので注油して錆を防ぐとともに滑らかな変速ができるようにしておきましょう。

雨が多い地域の人はウェットタイプのオイルを選ぶ

なお、自転車通勤を行う人は雨に濡れる機会も多いので、普段使用するオイルはウェットタイプの「フィニッシュライン クロスカントリーウェットルーブ」を選んでおくとよいでしょう。水に強く、揮発しにくいので普段使いの人にはぴったりです。

レインウエア

長い間使っている傘が水を弾かずに水を吸うようになるのは、防水性能が低下することが原因です。それと同様、雨に濡れたレインウエアは乾かさずにそのままにしておくと防水性能が落ちていきます。また、汚れはそのままにしておくとにおいの原因にもなります。長く快適に使うためにも、帰宅後は濡れたままレインウエアを入れる袋にしまわずに、ハンガーにかけてしっかりと乾かしておくことが大切です。

ゴアテックス素材などの高機能レインウエアは洗濯も可能なので、汚れがひどい場合は帰宅後すぐに洗濯しておくといいでしょう。

バッグ

多くの自転車用バッグは表面にターポリンやコーデュラといった水に強い素材を使っているため、ウエスや乾いた布を使って全体の水分を拭きとっておけば大丈夫。

ポイントは表面から下がってきた水分が溜まっていくバッグの底の部分。拭いておくだけでなく、水分をとるために新聞紙の上に載せておきましょう。ある程度時間が経ったら吊って干しておけば次の日の自転車通勤にも使えるぐらい乾いているでしょう。

靴もバッグと同じく新聞紙を使って脱水するのがポイント。まずは簡単に表面の水分を拭き取った後は、新聞紙を丸めてから靴の中に詰めこみます。さらに、靴の底に新聞紙を敷いておいて靴の底にたまった水分を吸収させます。

水分をできるだけなくすためにも、帰宅後1回だけでなく、寝る前にもう一度新聞紙を取り換えておけばさらに乾きやすくなるので少々の手間ですがやっておきましょう。こうすることで翌朝にかなり水分がなくなっているでしょう。

まとめ

そろえておくべきアイテム

  • レインウエア
  • 泥除け
  • 耐水性の高いバッグ
  • ウエス

雨天時の自転車通勤は危険性が非常に高いため、実際に行うのであれば十分な備えをしてから自転車通勤を行いましょう。また、雨が強い場合は自転車通勤をあきらめて公共の交通機関を使用することをおすすめします。