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「グラベル」は砂利を意味する言葉で、グラベルタイプのクロスバイクは場所を選ばず走ることができるオールラウンダータイプで、フラットバーロードとMTBの間に位置する新カテゴリー。簡単に言えば、太いタイヤを装着している走れるクロスバイク。
現在の日本において、サイクリングの基本は舗装路主体となっていますが、一方で未舗装路や悪路でも走行できるグラベルモデルの人気が高まっています。
普通のクロスバイクでは走ることができなかった林道や河原をMTB感覚で颯爽と走ることができる魅力も相まって、近年グラベルタイプのクロスバイクが各ブランドからリリースされています。

そもそもクロスバイクは、MTBのフレームにロードバイクのタイヤを装備させたのが始まりでした。現代のクロスバイクはフレーム形状もクロスバイク専用のものに変化し、町中やサイクリングロードなどの舗装路を、快適に高い速度域で走ることができる自転車という位置づけになっています。
そして、新ジャンルとして人気の出てきているグラベルタイプのクロスバイクは、走行する場所を選ばないタイプのスポーツバイク。未舗装路だけでなく、舗装路を軽快に走行することも得意分野としています。
レースには不向きである一方、上半身が起きた状態で乗車するものが多く、身体への負担が少ないため、舗装路だけを走行する人にとっても普段使いには非常に使いやすいという特徴があります。

ロードバイクのタイヤを太めにしたものがグラベルロードですが、クロスバイクのグラベルモデルも同様に、クロスバイクのタイヤを太めにしたものが基本となっています。
30から44Cの太めのタイヤと、幅広いハンドル、ワイドなギア比、そしてスタンドや荷台や泥よけを最初から装着(もしくは後で装着前提のフレーム形状)といった特徴を持ちます。
舗装路は当然、舗装されていない道や砂利道、草むらから本格的なオフロードまで走行することが可能です。もちろん、舗装路においては、クロスバイクの速度域での走りも可能です。
グラベルモデルが速度重視モデルと比較した際の大きな違いは、スタンドや荷台、泥除けを装着するためのダボ穴(フレームに最初から開けられている穴)を多く備えていることです。
スポーツ自転車の多くが早く遠くに走るために特化したものなので、荷物を大量に運ぶのには向いておりません。
しかし、ダボ穴を用いて荷台などを装着することにより、バックパックや大きな荷物を運ぶことが可能になっています。
多くのモデルにディスクブレーキが採用されているのも特徴です。通常のブレーキは、リムをゴム製のブレーキシューで挟み込んで自転車を制動・停止させる「リムブレーキ」を採用しています。
このタイプのブレーキは、リム部分が濡れたり、泥や砂が付いたりしますと、しっかりとリムを挟み込むことができず、制動性が落ちてしまいます。
リムブレーキタイプのクロスバイクは、停止したいときに停止できないのは非常に危険ですので、雨天時や雨天後などに走行する際は、最低限のスピードで走るしかありません。

一方でディスクブレーキはリムを挟んで制動するタイプではないため、路面が濡れていたり、泥や砂が多い道を走行したりしても制動力が落ちにくい特徴を持っています。スポーツ自転車は速度を出してしまいがちですが、しっかりと制動できないと大事故に繋がりかねません。
ディスクブレーキを採用することにより、制動性を確保でき、雨中の走行も安心で、毎日の通勤から週末のツーリング、アウトドアまで万能に使える脚となり得ます。
なお、ディスクブレーキには機械式ディスクブレーキと油圧式ディスクブレーキの2種類があり、油圧式ディスクブレーキのほうが高い制動性を誇り、更にはブレーキタッチも高品質のため、上位モデルによく採用されています。
グラベルタイプのクロスバイクはMTBと異なり、町中での走りも想定されたタイヤを装備しています。そのため走りは軽快で、様々な場所に駐輪するためのスタンドや、荷物を搭載することができるキャリアを用いることで、自転車通勤や町中での買い物にも活用できます。
グラベルタイプのクロスバイクに採用されている太いタイヤは、街中で走行の際は、安定感の向上に繋がり、小さな段差を気にする必要がないため、スポーツ自転車初心者でも転倒を恐れずに走行が可能です。

グラベルモデルはタイヤが太いながらも、MTBのような未舗装路を専門としているわけではなく、舗装路を軽やかに走行できます。
ロードバイクのような高い速度域を維持して走るのは不得意ですが、適度な速さで快適なツーリングを行うのであれば、グラベルモデルのクロスバイクでも十分対応が可能です。河川敷を走り、気になる横のあぜ道に入ってみることも可能です。

ダボ穴が多数備わっているため、荷物を格納できるパーツを多数装備することができます。これにより、荷物の積載能力が高まり、キャンプ旅など本格的なアウトドアレジャーにも使うことができます。昨今のキャンプブームと相まって、自転車で目的地まで移動して、キャンプを楽しむなど、新しい楽しさも味わえます。
グラベルモデルはメーカーごとに多種多様なものをリリースしており、様々な特徴があります。例えば、未舗装路での走破性やコントロール性、荷物積載時の直進安定性を求めますと、広いハンドル幅・長いホイールべース・低いBB位置・太いタイヤ・ワイドなギアが最適となります。
ただ、上記のような構成ですと、未舗装路を踏破するのには適しておりますが、舗装路を速く走りたい場合には、最適な構成ではありません。後述するパーツごとの特徴を抑えながら、自分に適した一台を選ぶと良いでしょう。

グラベルモデルは用途が広い分、購入したいモデルが自分の求める構成になっていない場合もあります。ただ、グラベルモデルの多くは、タイヤを更に太くしたり、キャリアを外してみたり、ハンドル幅の短いものに交換したりと、パーツを交換したり追加することで、自分好みの走りを実現できます。
特に、タイヤは太さだけでなく、溝がないタイプからMTBのような凹凸の多いタイヤまで多種多様で、履き替えることで走行感も大きく変わります。初期状態の構成に慣れてきたら、徐々にパーツを変えていくという楽しみもありです。
なお、タイヤやハンドル幅、フロントギアは交換することで変更は可能ですが、ホイールベースやダボ穴の変更はできません(正確に言えば別のモデルに買い換えることになります)。
また、ハンドルやギアの変更については初心者にとっては難しいため、タイヤ以外は「変更はできるが難しいもの」「変更できない箇所」と認識しておくと良いでしょう。
MUNROE AL(ボムトラック)
MUNROE SG(ボムトラック)
ARISE GEARED(ボムトラック)
DEXTER(ブリーザー)
SHAPE CHUBBY(コラテック)
VAPAH(フジ)
FEATHER CX FLAT(フジ)
TALAWAH(フジ)
GRAVIER(ジャイアント)
GRAVIER DISC(ジャイアント)
FASTROAD AR 2(ジャイアント)
TRANSEO SPORT V2(ジーティー)
TRANSEO COMP V2(ジーティー)
RAIL DISC GRX(コーダブルーム)
DEW(コナ)
NICASIO SE MECHANICAL DISC(マリンバイクス)
NICASIO BLACK EDITION(マリンバイクス)
NICASIO SE HYDRAULIC DISC(マリンバイクス)
RFF RADFORD-F(ラレー)
RFF-N RADFORD-FN(ラレー)
SUB CROSS 50 LADY(スコット)
SUB CROSS 50 MEN(スコット)
SUB CROSS 40 MEN(スコット)
SUB CROSS 30 MEN(スコット)
SUB CROSS J1 MATT BLACK(スコット)
SIRRUS X 4.0(スペシャライズド)
GRIT(ターン)
DUAL SPORT 3 GEN 4(トレック)
DUAL SPORT 3 GEN 5(トレック)
FX SPORT 4(トレック)
FX SPORT 5(トレック)