メンテナンス方法

メンテナンスに必要なアイテム(オイル・洗浄液・ウェス・スタンド)

メンテナンススタンドやチェーン潤滑油など、メンテナンスに必要なアイテム(オイル・洗浄液・ウェス・スタンド)はさまざまですが、ここでは基本的なアイテムを紹介します。

メンテナンスに必要なアイテム(オイル・洗浄液・ウェス・スタンド)

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最初から全部やろうとしないこと

クロスバイクのメンテナンスで注意したいのは、最初からすべてをやろうとしないこと。多くのことを実施しようとすると、必要になる工具や消耗品も増えるし、金銭的な負担も増えてきます。

自分がクロスバイクにどれだけお金をかけられるのかも考えて、段階的にやれることを増やしていくのがいいでしょう。

ちなみに、基本的なメンテナンスに限れば、必要な物はそれほど多いわけではありません。まずは基本アイテムを揃え、その後少しずつ手を広げたりするのがいいでしょう

メンテナンスに必要な基本アイテム

チェーン用潤滑油

フィニッシュライン(FINISH LINE) ドライ テフロン ルーブ

出典 Amazon

フィニッシュライン(FINISH LINE) ドライ テフロン ルーブ

  • 全天候対応、水洗いでも流れにくい耐久性。
  • オンロード・オフロード兼用、多用途に対応する浸透性と潤滑性。
  • 新改良キャップ、容易な開閉と誤飲防止機能。

チェーン用のオイルは粘度の低いものだとすぐに飛び散ってしまうため、メンテナンス頻度が低い場合は注油オイルの粘度は高いほうがよいです。

ただし、異物も付着しやすいため、メンテナンスの頻度は上がります。注油方法や注油箇所は、 クロスバイクの注油方法・注油箇所を参考にどうぞ。

参考リンク クロスバイクの注油方法・注油箇所

ちなみに、このドライテフロンルーブは、ドライタイプのオイルなので、粘度が低く汚れがつきにくいのが特徴。メンテナンス頻度が高い人ならおすすめ。一方でメンテナンス頻度がそこまで高くない人であれば、落ちにくいウェット系のオイルを選ぶのが得策。

FINISH LINE(フィニッシュライン) クロスカントリーウエットルーブ

出典 Amazon

FINISH LINE(フィニッシュライン) クロスカントリーウエットルーブ

  • 耐久性抜群、悪条件下でも滑らかな動きを維持。
  • 潮風や雨にも強い、錆びにくい高性能ウェットタイプ。
  • メンテナンス頻度低減、長期にわたる保護力。

そのほかの潤滑油

ワコーズ CHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310

出典 Amazon

ワコーズ CHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310

  • フッ素樹脂配合、長期潤滑性・耐摩耗性・耐水性実現。
  • 浸透性に優れ、隙間もしっかり潤滑、汚れ防止効果も。
  • 低フリクション性、チェーンの軽快な動きと寿命延長。

ブレーキワイヤー部分やディレイラー、シフター内部などの注油に関しては、様々な用途に使えるオイルで対応するといいでしょう。

防挨や防錆コーティング効果のあるシリコンスプレーは高価ですが、便利で使いやすいため、おすすめです。

洗車用のクリーナー・ブラシ

AZ(エーゼット) BIw-001 自転車用バイクウォッシュ

出典 Amazon

AZ(エーゼット) BIw-001 自転車用バイクウォッシュ

  • 特殊シリコン配合、はっ水効果で汚れ再付着を防止。
  • 艶出し効果、洗浄後の自転車表面に光沢を与える。
  • 各種素材、塗装面に優しい、安心して使用可能。

洗浄液は専門のものだと洗浄力が高いだけでなく、錆びにくくなるのでおすすめ。

拭き取りには、基本的にウエスを使用します。また、細かい部分はブラシを使って洗車することになりますが、チェーン用ブラシ以外は車洗車用のブラシでも代用できます。自宅にある使い古した歯ブラシをブラシとして活用するのもありです。

ただ、チェーン洗浄の専用ブラシはチェーン部分の洗浄に便利なので1本は持っておきましょう。もしブラシを購入するのであれば、部位別に小さなもの、大きなものなど複数の大きさのものがあると便利です。 洗車方法について詳しくはクロスバイクの洗車方法を参考にしてください。

参考リンク クロスバイクの洗車方法

ウエス

クレシア キムタオル ホワイト ポリパック

出典 Amazon

クレシア キムタオル ホワイト ポリパック

  • 4枚重ね構造、高い強度と吸収性を実現。
  • 衛生的なポリパック入り、蛍光染料不使用で安心。
  • 均一シートサイズ、無駄なく効率的に使用可能。

油や汚れを拭き取るために使います。専用のウエスではなくても、古いタオルでもかまいませんし、着なくなったTシャツなどでも十分です。ただ、専用のウエスは使い回しがしやすい上に、繊維がフレームやチェーンに残らずクロスバイクの掃除には最適なので、予算があれば揃えておくといいでしょう。

なお、メンテナンスの際のウエスは2枚以上用意しておきましょう。というのも、チェーンの汚れがフレームに着くと取りにくいので、フレームとチェーンでそれぞれ分けて使うからです。

ちなみに、専用のウエスは汚れを落としやすく、繊維がフレームに残らないので、作業時間が半分ぐらいで済みます。クロスバイクの清掃以外にも、床拭きやレンジフード掃除などに使えるので、保っておいて損はないかも。

スタンド

ミノウラ(MINOURA) 自転車 ディスプレイスタンド ・メンテンナンススタンド DS-30BLT

出典 Amazon

ミノウラ(MINOURA) 自転車 ディスプレイスタンド ・メンテンナンススタンド DS-30BLT

  • 簡単設置機能:後ろハブ軸を挟むだけで自立、操作手軽、時間節約。
  • 調整可能な高さ:二段階高さ調整、225mm/365mm、多様な自転車に対応。
  • 折りたたみ式:コンパクト収納、場所取らず、持ち運び便利。

本体のスタンドでもいいのですが、メンテナンス作業用に使える簡易スタンドを購入しておくと何かと便利です。

注油時にチェーンを回すときも本体スタンドだと大変なので、購入しておきましょう。自宅(室内)での保管時にも使えます。

最低限必要なメンテナンスグッズ3点

1.メンテナンスセット

AZ(エーゼット) 自転車オールメンテナンス5点セット

出典 Amazon

AZ(エーゼット) 自転車オールメンテナンス5点セット

  • チェーンルブ マルチパーパス50ml:特殊合成油とPTFE配合、長距離ランに最適、摩擦抵抗軽減で快適走行。
  • チェーンディグリーザー高浸透 500ml:植物系洗剤使用、高浸透で奥深い汚れも強力除去、防錆効果も。
  • バイクウォッシュ480ml:特殊シリコン配合、水をはじき光沢感アップ、ホコリ泥汚れ再付着防止。

予算を抑えたいなら、エーゼットのメンテナンスセットで十分。チェーンクリーナーと、チェーン洗浄液、フレームなどの洗浄液、オイル、ブラシの5点が揃っていて2000円ぐらい。

これでフレームの拭き取り掃除、チェーン洗浄、注油が可能になります。

2.メンテナンススタンド

ミノウラ(MINOURA) 自転車 ディスプレイスタンド DS-520

出典 Amazon

ミノウラ(MINOURA) 自転車 ディスプレイスタンド DS-520

  • 簡単設置:リア三角フック挿入で自転車自立、装着に力不要、操作簡単。
  • 改良フック:発泡PVC製、フレーム優しい接触、高さ調節可能、安定支持。
  • 折り畳み構造:コンパクト収納可能、スペース節約、使い勝手良好。

メンテナンススタンドは、フレームの後ろ部分を引っ掛けるタイプのものがおすすめです。簡単に引っ掛けることができるので、作業も楽。使わない時は折りたたみできるので収納場所に困ることもありません。

引っ掛けるタイプ(コの字型のスタンド)は面倒なので徐々にメンテナンスが億劫になっていくので、できればこちらの方を。

3.ウエス

日本製紙クレシア ワイプオール X70 不織布ワイパー レギュラー

出典 Amazon

日本製紙クレシア ワイプオール X70 不織布ワイパー レギュラー

  • 耐久性強い素材:水・アルコールに濡れても破れにくく、毛羽立ち少ない。
  • 幅広い用途:ドライ・ウェット両用、吸収性能高く、液体・油の拭き取りに最適。
  • 実用的サイズ:シートサイズ335mm×343mm、大掛かりな清掃作業にも適応。

先ほど着なくなったTシャツでもいいとは記載しましたが、やはり専用のウエスはあったほうが便利です。拭き掃除にも使えますし、チェーンの油を吸わせたり、細かい部分に入れて拭くことも可能です。このワイプオールは50枚入っているので2週間に1回2枚使ったとしても1年間は持ちます。

素材はただの紙ではなく濡らしても破れることがないので、洗剤を吹きかけても使えますし、水拭きにも使えます。引っ張っても破れないので、後ろのギアの歯と歯の間に入れて汚れを落とすという使い方もできます。

その他、家の雑巾代わりなら何度も使えます。もちろん、クロスバイクのメンテナンスだけでなく窓を拭いたり床を拭いたり様々な用途に。隠れた超おすすめアイテムです。

まとめ

メンテナンスをこまめにやっておくことがクロスバイクの寿命を伸ばすことになりますので、まずはこれら最低限必要なアイテムを揃えて、基本的なメンテナンスを行いましょう。やっていくうちに少しづつ必要なものも増えていきますので、徐々に揃えていきましょう。