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自転車通勤する人におすすめの靴

クロスバイクで自転車通勤をする時に使う靴を何にしようと迷っている人は多いと思います。日々のサイクリングならスニーカーでいいし、本格的ならばビンディングシューズ・・・。ただ、自転車通勤だと話は別で、スーツにスニーカーは変だし、革靴だと自転車をこぎにくいし・・・。このページではそんな自転車通勤靴にお悩みの方へ、おすすめの自転車通勤靴を一年間使った感想含めて紹介します。

自転車通勤する人におすすめの靴

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ビジネスシューズは自転車通勤に向かない

はじめの頃はビジネスシューズで自転車通勤しておりましたが、これがどうにも都合が悪いものでした。

革だと大変・靴が傷んでしまう

革だと大変・靴が傷んでしまう

一番最初に気になったのが靴の劣化でした。

自転車を漕ぐときに靴に注目してみるとわかるのですが、意外に動いています。その分靴へダメージを与えているのです。また、ペダルによる傷や何かにこすった時の傷なども思った以上にありました。

また、自転車通勤をするのなら突然の雨に合うことだってあります。革靴にとって雨は大きなダメージの元。さらに路面からの泥はねで汚れることなんて日常茶飯事。 そんなこんなで自転車通勤をする前に比べてボロボロになってしまいました。

そんなに安全ではない

そんなに安全ではない

革靴の中でもビジネスシューズは特に自転車通勤には向いていません。というのも、靴底をよく見てみると平らになっていることや最小限の滑り止めが付いているだけということが多く、この平らな底でペダルを漕ぐとつるつるなので滑りやすく、十分な力がペダルに入りません。また、路面が濡れているときは、とっさに地面に足をついたところ、運悪く滑ることもあります

安全な自転車通勤を行いたいのであれば革靴は避けましょう。

スニーカーはスーツに合わない

そんなに安全ではない

では、会社に到着してから履き替える前提でスーツにスニーカーも検討したのですが、言わずもがなですが、よっぽどセンスがない限りスーツにスニーカーは合いません、

いろいろ探した結果ジャングルモック2.0という靴に

以上のような悩みを解決するために自転車専門店や、靴屋、スポーツショップなど様々な靴を見、調べた結果としてメレルのジャングルモック2.0という靴に行き着きました。

メレル ジャングルモック2.0

出典 Amazon

自転車通勤靴として良かった7つのポイント

スーツに違和感なし

ジャングルモック2.0は細身のスエード靴でぱっと見てもスニーカーには見えません。 重要な客先には履いていくことはおすすめしませんが、日常のビジネス使いなら問題ないレベルです。

紐がないので巻き込みがない

自転車通勤で最も重要なのが安全。ロードバイクでよく使われるビンディングペダル対応のシューズをよく見ると、紐がないものが多いことに気がつくでしょう。というのも靴紐が自転車乗車中に解けた場合の危険性を考慮されているという理由があります。

以前に自転車通学中に靴紐がほどけてペダルに絡まり転倒、その後大事故になった事件がありました。
安全に自転車に乗るためには靴紐をしっかり締める必要があります。ただ、絶対に解けない紐なんてありませんし、ことあるごとに靴紐の確認するのも面倒です。

そこで、自転車通勤用靴に求める機能として、靴紐を使わない構造になっているものを探しました。スタンスミスのベルクロモデルのようなものでもいいのですが、このジャングルモック2.0は紐そもそもがないのでほどけて絡まる心配がありません

柔らかく足にフィット・ハードに漕いでも大丈夫

自転車用靴に求められる機能のなかで多くを占めると思われるのがペダルの漕ぎやすさ。例えばビーチサンダルでクロスバイクを漕いでみるとわかりやすいのですが、足と靴がフィットしていないと漕ぎにくいだけでなく漕ぐ力を充分にペダルに伝達できません。

「ペダルを拇指球で踏む」のがクロスバイクの基本で、最大限の力を出せるのですが、このジャングルグローブは紐がないのに足にピッタリとフィットするので足の力をロスすることなくペダルに伝えることができます。 ただ、やわらかいということは振動もその分伝わってきます。自転車通勤ぐらいの距離ならばそう気にならないのですが、50キロとかのロングライドには向かないかと。

メレル独自の包み込まれるような履き心地はそのままに

出典 Amazon

メレルといえば履き心地最強との呼び声が高いジャングルモックが有名ですが、このジャングルモック2.0も同様に柔らかく包み込まれるような履き心地です。買ってすぐよりも、だんだんと靴に足がなじむようになってくるとさらに快適さが上がります。こうなると普通のときに履いても歩くのが楽しくなる靴にレベルアップです。

多少の雨でも

自転車通勤には突然の雨のことも考慮しなければいけません。スエードなので防水具合については、完全防水ではありませんが、防水スプレーをすることによって少々の雨であれば靴の中まで雨が入ってくるということはありませんでした。 ちなみに、防水スプレーはスエード用のものを使いましょう。

もう一つ、雨の日や雨上がりの路面が濡れていると、自転車停止時に足をつくと滑ってしまい、そのまま転倒してしまう危険性も。革靴での自転車通勤が危険な理由は個々にあります。一方で、ジャングルモック2.0の靴底は滑り止め効果のあるビブラムソールという技術が使われており、路面コンディションが悪くても安心して足をつけて停止することができます

ビブラムソール

靴裏が薄くても冬でも問題なし

先ほど紹介した機能にビブラムソールという技術がありました。これにはもうひとつのメリットがあり、地面からの熱を足裏に伝えにくくなっております。

そもそもほとんどの時間ペダルの上に足を置いているのでそこまで重視するポイントではありませんが、この機能があるおかげで約一時間ぐらいの道程なら真冬でも足先が冷えて仕方ないという状態にはなりませんでした。

表地は汚れにくく、汚れもブラシで落としやすい

自転車通勤で毎日乗るようになると、どうしても泥ハネによる靴の汚れは避けられません。悪路を走ったわけでないのに汚れていることなんて結構あります。

1年間履いてきましたが、そこまで汚れることはありませんでした。泥がついても、帰宅後ブラシで丁寧に泥を落としてやれば汚れは取れます

ブラシは100円均一ショップのものでも良いのですが、ちゃんとした馬毛のブラシは使いやすく、スムースレザー・起毛革・合成革・防水透湿素材など、様々な靴の汚れを取るのに適しており、(おそらく)数十年使える便利アイテムなので、この際に手に入れておくとよいでしょう

当サイトおすすめ

コロニル 馬毛ブラシ

コロニル 馬毛ブラシ

出典 Amazon

あとは日々の靴の手入れと同じで定期的に防水スプレーを使うと更によいです。

ひどい汚れの場合は、多くのスエード靴と同じように、消しゴムを使って根気よくこすると意外と取れます。どうしようもない場合はお試しあれ。

通常使う靴としても優秀

以上のように自転車通勤で非常に使える靴ということを説明してきましたが、ジャングルモック2.0は日常で使いやすい靴でもあります。

  • 底がそこまで厚くないのでドライビングシューズとして使いやすい
  • シンプルで細身、すっきりしているのでスマートな着こなしに使える

この靴の問題点

いろいろなメリットをあげてみましたが、問題点だってあります。

  • クリートがついていない
  • ビジネスシューズではない
  • あくまで自転車通勤靴なので、会社についたらビジネスシューズに履き替える必要がある

以上のような問題点がありますが、あくまでクロスバイクで自転車通勤をするのに適した靴ということで、レースに出たり、客先に訪問したりする場合は、その用途に合った靴を選びましょう。

まとめ

自転車通勤で最も重視するのは「安全」であり、それを軸にしてジャングルモック2.0をおすすめしました。何にしようか迷っている方は是非。

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ジャングルモック2.0

ジャングルモック2.0

出典 Amazon

あと、スタンスミスの黒(コアブラック)に丸紐を通すと、ぱっと見ただけだとビジネスシューズです。紐の問題がなければこれでもいいのですが。

アディダス スタンスミス コアブラック

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出典 Amazon