クロスバイクの選び方

通勤向きクロスバイク

全てのクロスバイクの中で最もマウンテンバイクに近いタイプ。フロントサスペンションを採用しているものも多いので段差に強く、でこぼこ道が多い市街地にもってこいです。

<広告>

通勤向きクロスバイクの特徴

太めのタイヤ タイヤ幅が広い方がグリップカがあり、車道から歩道へ乗り上げる時も神経質になることがないだろう。また太い分、空気の体積が増えるのでタイヤ自体の衝撃吸収性も高くなる。
フロントサスペンション 従来マウンテンバイクに装備されているパーツであり、段差などによる衝撃を吸収してくれるバネのようなもの。これの有無によって腕の疲労の蓄積やタイヤのクリップカが全く変わる。
丈夫なフレーム このタイプは全タイプの中で最もマウンテンバイクに近いクロスバイク。故にフレームやパーツがマウンテンバイク仕様で丈夫なものが多い。

段差の多い市街地でいかされる一台

快適性の高いサスペンションを装備

通勤向きクロスバイク

クロスバイクを購入する時のポイントとして、フロントサスペンションの有無は大きな要素になります。街地での快適性という面では、フロントサスペンションの右に出るものはなく、歩道へ乗り上げた時の衝撃吸収性は抜群にいいのが特徴です。またシートポストサスペンションも装備されていれば、お尻への衝撃も和らげてくれるので快適です。

フロントサスペンションは何物にも代え難い快適性や高いグリップカを提供してくれるのですが、反面重量がマシたり、踏み込んだ力を逃がしてしまったりするデメリットもあります。そのため週末に20キロを超えるような長距離サイクリングを視野に入れている人は一考すべきかもしれません。長距離になると、長距離向きクロスバイクのような車重が軽い長距離向きクロスバイクがいいでしょう。

ただし、そんな長距離は走らないという人にはおすすめです。車重に関してはあくまでも20キロを超える長距離の話であって、市街地ではまったく問題ありません。このタイプのクロスバイクは長距離よりも段差や凸凹道の多い市街地でポテンシャルが発揮されると思っておいた方がいいでしょう。

太いタイヤで安定性の高い走行が可能

さらにこのタイプは、幅の広いタイヤを装備しているモデルも多いです。巾の広いタイヤは抜群の安定感を与えてくれるし、パンクの心配だってさほどありません。まさに毎日の通勤に最適な一台といえます。

購入前に確認したいポイント

サスペンションと乗車時の快適性をチェック

見た目は男っぽいイメージがあるかもしれないが、乗ってみると高い安定性と快適なサスペンションで女性にも人気。このタイプには見た目では分からない乗り心地の良さがあります。

フロントサスペンション このタイプの最大のウリ。段差による衝撃を吸収してくれます。これを確認するには店員さんに許可をもらい、実際にハンドルを下に押し込んでみましょう。サスペンションが沈むのが分かるはずです。
車体重量 タイヤも太くフロントサスペンションが装備されているので長距離向きクロスバイクにくらべたら多少重い。
週末に長距離を乗る予定ならある程度重量にも気を配りたいところ。しかしそれに余りある安定性がこのタイプにはあります。
タイヤ幅と溝形状 このタイプはタイヤ幅の広さが特徴のひとつ。タイヤ幅は広い方が安定性が増します。溝の形状はメーカーや車種によって異なるのでチェックしておきましょう。
シートポストサスペンションの有無 シートポストサスペンションとは、サドルの下に装備されている衝撃を吸収してくれるパーツのこと。これがあるとさらに快適性が向上します。このタイプに限らずおしりが痛くなる人にはおすすめ。
変速機の種類
クロスバイクの変速機の特徴は低速区域を幅広くケアしているところ。こぎ出しや坂道等でも細かくギアチェンジできる。逆にロードバイクにつけられるような変速機は高速区域を細かくケアしているものが多い。

通勤向きクロスバイクの一例

LGS-TR LITE RLGS-TR LITE R / LOUISGARNEAU(ルイガノ)
3つ星評価
価格:99,000円
GRAVIERGRAVIER / GIANT(ジャイアント)
3つ星評価
価格:57,000円
CROSS SPEED 500CROSS SPEED 500 / CENTURION(センチュリオン)
3.5つ星評価
価格:90,000円