メンテナンス方法

チューブ交換(パンク修理)方法

シティサイクルに乗っていた時はパンクをしたら町の自転車屋さんに直してもらっていたかもしれませんが、自分で直すのもクロスバイクの楽しさの一つです。

チューブ交換(パンク修理)方法

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自転車通勤者は知っておいて損はないスキル

自転車通勤中や週末サイクリングの時に、不幸にもクロスバイクがパンクすることがあります。

近くに自転車屋さんもないし、駅からも遠い。そんな時のことを考えると、パンク修理、すなわちチューブ交換というスキルは持っておいて損はないものです

クロスバイクのパンク修理はチューブを交換する

シティサイクルに乗っていた時は、パンクしたらチューブの穴をふさいで再利用していたかもしれませんが、クロスバイクは短時間で直すためにチューブごと取り換えます。

チューブの値段はそこまで高くない

チューブを一回一回変えていくなんてどれだけお金がかかるんだと思う人も多いと思いますが、パンク修理をお願いするのと、チューブを1つ購入するのとはそんなに値段は変わりません(自転車屋さんによりますが)。

交換したチューブは後で修理する

交換したチューブは捨てるのでなく、家に帰ってからゆっくりとキットを使ってパンク修理することになりますので、経済的です。

チューブ交換アイテムは常に携行する

パンクなんてそんなに起こることもありませんが、万が一のために、チューブ交換に必要なアイテムは常に携行しておきましょう。それだけで安心感がずいぶんと増します。

チューブ交換に必要なアイテム

タイヤ交換に必要なものは下の3点です。外出時にはフロアポンプを携行ことができないので、携帯用ポンプかCO2ボンベを携行します。

自転車通学・通勤をするのであれば、これらのアイテムを揃えておきましょう。

チューブ

パンクの原因のほとんどがチューブに穴があくことです。外出時には、替えのチューブを1本はもっておきましょう。チューブを購入する際に注意したいのは対応する太さです。販売されているチューブには700×12-28Cなどと記載されており、自分のタイヤの大きさと太さに適しているかをそこで判断します。

なお、チューブはサドルバックなどに入れておくことになりますが、サランラップなどで巻いておくか、ジップロックで密封して自然劣化を防ぎましょう。

タイヤレバー

シュワルベ タイヤレバー 参考価格:648円

タイヤをホイールから外す場合とはめ込む時に使用します。慣れてくると2本でできるようになりますが、通常は3本携行しておきましょう。

空気入れ

携帯用ポンプ。仏式バルブに空気を入れれるし、フレームに装着できるのでこの辺りで十分。ただし、これでタイヤに空気を入れるには非常に時間がかかるので、通常使いには向かない。(通常は普通の仏式アダプター対応のフロアポンプを使います)

参考リンク クロスバイクのタイヤに空気を入れる

チューブ交換(パンク修理)手順

1.根元のナットを外す

まずはチューブを交換するタイヤをフレームからはずします。そしてバルブの根元にあるナットを外します。失くさないように注意。

2.レバーを刺す

タイヤレバーを一本タイヤの中に刺し、先端をスポーク(細い棒)にひっかけます。

3.20cm横にもう一本刺す

一本目の20cm程度横にもう一本のタイヤレバーを刺す。これによってレバー間のタイヤが外れます。

4.もう20cm横に刺しスライドさせる

さらにそこから20m横にもう一度タイヤレバー刺し、タイヤに沿ってスライドさせタイヤを外します。

5.チューブを抜き取る

タイヤの片側が外れたら、そこから手を入れて中のチューブを抜き取ります。

6.後にバルブを抜き取る

チューブをある程度抜き取ったら、最後にバルブを慎重に抜き取ります。無理に引っ張ると折れることもあるので注意しましょう。

6.新チューブに少し空気を入れる

タイヤ内でのねじれ防止のために、新しく使用するチューブに少しだけ空気を入れておきます。

7.新チューブに少し空気を入れる

タイヤ内でのねじれ防止のために、新しく使用するチューブに少しだけ空気を入れておきます。

8.バルブから入れる

タイヤ内に異物がないかをしっかりと確かめた上で、多少空気を入れたチューブをタイヤ内に入れていきます。まずはバルブを最初に入れます。

9.チューブを入れる

バルブを入れたら、チューブをタイヤ内にれていく。チューブがねじれないように注意しながらおこないます。

10.きつくなったらレバーを使う

チューブをタイヤ内に収めたら、バルブから左右均等にタイヤをはめていきます。

11.チューブの挟まりを確認

タイヤをすべてはめたら、チューブが挟まっていないかを確認しましょう。挟まったまま空気を入れるとパンクするので注意が必要です。

12.空気を入れる

チューブの挟まりがないことを確認したら空気を入れよう。根元にナットをすることも忘れずにしましょう。